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お風呂の床の白い汚れを一気に落とす!白い汚れが付く原因と簡単掃除方法

bathroom-white-dirt くらし

床の色によっては白色の汚れはかなり目立つし、石膏のように固まってお風呂掃除用洗剤で擦っても落とせないんですよね……。

そこで今回は、お風呂の床に白い汚れが付いてしまう原因と掃除方法をご紹介します。

簡単5ステップで掃除が完了しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること
  • お風呂の床に白い汚れが付く原因
  • 白い汚れの落とし方
  • お風呂の汚れ防止対策

お風呂の床に白い汚れがつくのはなぜ?

お風呂場の白い汚れ

お風呂の床の白い汚れの正体は、カルキ汚れとも言われている水垢、石鹸カス、皮脂汚れ。

これらが石膏のように固まってしまうのが原因です。

複数の汚れが絡み合っているから頑固で、一筋縄では落ちないんですね……。

さらに厄介なのが、汚れの性質が異なること!

水垢・石鹸カスはアルカリ性の汚れ、皮脂汚れは酸性なんです。

2種類の洗剤で白い汚れがキレイに落ちる!?

お風呂の白い汚れ掃除に効果的な洗剤

お風呂の床の白い汚れを落とすカギは、洗剤選びにあります。

水垢・石鹸カスといったアルカリ性の汚れには「酸性の洗剤」。

皮脂汚れといった酸性の汚れは「アルカリ性の洗剤」が有効。

汚れと反対の性質を持つ洗剤を使うと、頑固な白い汚れが化学反応により中和され、水に溶ける物質へと変わるため落としやすくなります。

つまりお風呂の床の白い汚れの掃除には、アルカリ性と酸性、2種類の洗剤が必須ということ。

なるほど!一般的なお風呂掃除用洗剤は中性だから、白い汚れを落とすのが困難だったんですね。

プチプラ洗剤で節約しながら汚れも落とす!

重曹とクエン酸

それでは、お風呂の床の白い汚れ落としに役立つ洗剤を見ていきます。

アルカリ性の洗剤には重曹。酸性の洗剤はクエン酸、またはお酢を使いましょう。

お酢は賞味期限の切れたものや、中途半端に残ったものを使うと無駄がありませんね。

においが気になる方は、クエン酸を使いましょう。

掃除用の重曹やクエン酸は安価で、100均でも売っています。

幅広く活用できるので、ひとつ持っていると重宝しますよ。

サンポールなど酸の強いものは、床の色が抜けてかえって白くなってしまう可能性があるので注意!

簡単5ステップ!お風呂の床の白い汚れの落とし方

お風呂の床の白い汚れ掃除に必要なアイテム

さっそく掃除方法を見ていきましょう。まずはじめに用意するものをご紹介します。

用意するもの

用意するはつぎの6つ。

特別なアイテムは必要なく、おうちにあるであろう身近なものをチョイスしました。

  • 重曹
  • クエン酸(お酢)
  • スプレーボトル
  • お風呂掃除用洗剤
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • スポンジやブラシ

用意ができたらクエン酸水と重曹水を作りましょう!

クエン酸水の作り方

スプレーボトルに、水200ml:クエン酸小さじ1杯の割合で混ぜる。ぬるま湯を使うと溶けやすいですよ。

重曹水の作り方

スプレーボトルに、水100ml:重曹を小さじ1杯の割合で混ぜます。

掃除手順

お風呂の床の白い汚れを落とす手順を見ていきましょう。

お風呂の床の白い汚れは、アルカリ性・酸性の汚れが複雑に絡み合っています。

これらは水に溶けないため、クエン酸・重曹を使って中和反応を起こし水に溶ける汚れに変えるのがポイントです。

  1. 床の白い汚れにクエン酸水をまんべんなく吹きかけ、キッチンペーパーでフタをする
                
  2. クエン酸水をたっぷり吹きかけ、乾燥しないようにラップをかぶせて5分ほど放置

    水垢や石鹸カスといったアルカリ性の汚れに染み込み浮いてきます。

    放置する時間は長いほど効果的なので、汚れ具合を見て放置時間を伸ばしてみましょう!

  3. クエン酸が床に残らないようにお風呂用掃除洗剤で洗い流す

    クエン酸が残っていると重曹のアルカリ度が弱まってしまい効果が半減してしまうので、面倒でもこの工程を飛ばさないように!
      
  4. 重曹を床の白い汚れが完全に隠れるようにたっぷりと撒いて、5分ほど放置

    汚れ具合により時間を伸ばす。重曹スプレーを使う場合はクエン酸のときと同様、乾かないようにキッチンペーパーを乗せて、ラップでフタをしましょう。

  5. スポンジやブラシで汚れを擦り落とし、シャワーでしっかりと洗い流す

お風呂の床の白い汚れが残ってしまったら…洗浄力をアップさせて落とそう!

クエスチョン

長期間放置した白い汚れは、層が厚くなり残ってしまうことも。

スッキリ汚れが落ちない時は、クエン酸・重曹を多めに溶かし、濃度を高くして掃除しましょう。

また、重曹水を沸騰させれば「炭酸ナトリウム水」に変わるため、アルカリ度が上がり洗浄力がパワーアップしますよ。

ただし重曹を沸騰させる際にアルミ鍋を使うのはNG。

アルカリ性に弱く、黒ずんでしまうのでご注意を!

▼重曹の洗浄力をあげる方法については、こちらで解説しています。

お風呂の床の白い汚れを掃除する際の注意点2つ

注意マーク

掃除をする時に注意してほしいことを以下にまとめました。

  1. 塩素系のカビ取り剤や漂白剤は酸性と混ぜない

    人体に有害な塩素ガスが発生するため、併用はNGです。もしカビを発見しても、別の日に掃除するようにしましょう!

  2. お風呂に重曹・クエン酸が使えない素材が使われていないか必ず確認する

    天然大理石・石材・鉄につくと変色したり錆びたりと元には戻せなくなってしまいます。

    掃除を始める前に、使用可能な素材かどうかを必ず確認してくださいね。

掃除したてのキレイを長く保つ!手軽にできる汚れ防止対策

手入れされたバスルーム

せっかくお風呂の床をキレイにしたのですから、気持ちの良い状態をできるだけ長くキープしたいですよね。

これから私が実践しているおすすめの汚れ防止対策をご紹介したいと思います。

とても手軽な方法で、お風呂あがりに日替わりで重曹もしくはクエン酸を床にザッと振りかけるだけ。

今日はクエン酸、明日は重曹といった具合に。

あとは時間をおいてから50℃以上のシャワーで流し、仕上げに水分を拭き取り、換気をして終了です。

それすら面倒な日は、お風呂全体に50℃以上のシャワーをかけるだけにしちゃいます。

熱いシャワーで流すだけでも、皮脂や石けんカスなどの汚れが落ちます。

また、水分が蒸発しやすくはやく乾燥するのでカビ対策にもなりますよ。

お風呂掃除は意外と重労働。

ちょっとしたひと手間で、掃除頻度を減らせるくらいにキレイが続きますよ♪

  • 熱いシャワーで流す際は、火傷に注意
  • 次に入る人が火傷をしないように、温度を下げるのを忘れずに!

お風呂の床の白い汚れを一気に落とす!白い汚れが付く原因と簡単掃除方法まとめ

お風呂の床に白い汚れが付いてしまう原因と、スッキリ落とす掃除方法をご紹介しました。

重曹やクエン酸は安価ですし、掃除工程も少なくて手軽に試せそうですね。

お風呂の床の白い汚れは放置すればするほど、落とすのが困難になってしまいます。

この機会に掃除して、気持ちよくお風呂に入りたいですね。

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